土ものの鉢に盛った、茶色いつやのある煮汁をまとった手羽先

手羽先は鶏の翼の先の部位で、ゼラチン質や脂肪が多く、煮込みやだしに使われます。この煮ものは、しょうゆとしょうがで味を付け、煮汁も一緒に冷やす作り方です。肉の煮汁に含まれるゼラチンが冷えて固まる煮こごりの性質を、温かいときと冷たいときの両方で確かめられます。

材料

材料・4人分
材料分量
手羽先800g
水400mL
酒50mL
しょうゆ45mL
みりん30mL
砂糖15g
しょうが15g

手羽先を冷やす浅い容器と、煮汁をこすざるを用意します。しょうがは皮の汚れを落として薄切りにします。粉ゼラチンは材料に含めず、手羽先を煮て得られる煮汁を使います。

つくり方

  1. 手羽先は表面の水気を拭き、残った羽などがあれば除きます。大きな鍋に重なりすぎないよう並べ、水、酒、しょうがを入れます。
  2. 中火にかけ、煮立ったらあくをすくいます。しょうゆ、みりん、砂糖を加え、砂糖が溶けるよう煮汁を静かに動かします。
  3. 落としぶたをし、弱めの中火で35分ほど煮ます。途中で上下を返し、骨の周りまで十分に火を通します。水分が急に減る場合は、焦げ付かないよう火を弱めます。
  4. 火が通った手羽先を浅い容器へ移します。煮汁をこし、約250mLを目安に煮詰めます。味を確かめ、濃いときは水を少し足してから煮立て直します。
  5. 手羽先に煮汁を回しかけます。容器の底を冷水に当てて粗熱を取り、覆いをして冷蔵庫へ移します。ふたを開けたまま、温かい場所に長く置きません。
  6. 冷却はゼラチンの調理例にある1時間〜2時間ほどを目安に、煮汁の状態を見ながら進めます。冷たい煮汁がやわらかく固まったら、手羽先と一緒に器へ盛ります。

魚の皮と骨を使う作り方は魚のあらでつくる煮こごり、粉を溶かして固める工程はゼラチンの台所の基本で扱っています。素材そのものは食材と料理のページで読めます。

参考にした資料