日本で一番コラーゲンのことがわかるサイトを目指します。
コラーゲン広報室

シンポジウム

2015年10月8日、11月13日 開催コラーゲンペプチドの製品開発と、よくある質問への回答

コラーゲンシンポジウム2015
10/8 大阪会場:あべのハルカス会議室 ご参加:169名様
11/13 東京会場:丸ビル ホール&コンファレンススクエア ご参加:61名様

両日の消費者向けシンポジウムにおいて、城西大学 真野教授の講演に引き続いて、新田ゼラチン(株)の片岡研究員からコラーゲン研究の最新情報を発表させていただきました。

新田ゼラチン ペプチド事業部 片岡 綾 研究員(管理栄養士)会場の様子

1 コラーゲンペプチドの製品開発

コラーゲンの原料は、牛や豚、魚の皮や骨、鱗などです。
コラーゲンと一言でいっても、実は大きく3種に分かれています。

コラーゲンは、アミノ酸が1,000個つらなった鎖が三重らせん構造で絡まった形をしています。保湿や膜を作る特長があるので、化粧品や、コラーゲンケーシングというソーセージの皮に使われています。

コラーゲンを加熱して、三重らせん構造をほどいたものがゼラチンです。温めると溶けて、冷やすと固まるという特長があるので、グミ、ゼリー、マシュマロなどのお菓子やコンビニなどのお惣菜に使われています。

ゼラチンを酵素で細かく切ったものがコラーゲンペプチドです。生理活性効果を発揮できるので健康食品に使われています。

このように、コラーゲンと言っても、その分子のサイズ、形状によって、機能や用途が変わってきます。

講演スライドA

具体的な製造方法ですが、まず、原料の豚の皮や牛の骨などからゼラチンを抽出しやすいように酸やアルカリで下処理をします。その後、しっかり洗浄してから、お湯に漬けてゼラチンを抽出します。抽出したゼラチン液を精製、殺菌して、乾燥・粉砕することで販売されている粉末のゼラチンが出来ます。そのゼラチンを、さらに酵素を使って分解してコラーゲンペプチドにします。このコラーゲンペプチドを作る過程で、もう一度、精製、殺菌します。

新田ゼラチンのコラーゲンペプチド製造には2つの特長があります。ひとつは、上記のように2回の精製、殺菌を行うことで、高品質のコラーゲンペプチドを作ることができます。この製法を新田ゼラチンではWクリア製法と呼んでいます。もうひとつは、PO、OGといった体に有効な成分(活性型ペプチド)をたくさん吸収できるように考えて酵素分解していることです。これにより、PO、OGの吸収量が変わってきますので、製品の機能性の優劣が生まれます。

講演スライドB
講演スライドC

最近のコラーゲンペプチド製品開発では、通常品に比べて、更に多くのPO、OGが吸収できる「高吸収タイプの製品」や、目標の組織に対して通常品より高い機能を発揮する(美容用=肌の水分量や弾力の改善、ロコモ用=関節軟骨や骨の代謝改善・筋肉の強化、医療用=褥瘡の改善)「高機能タイプの製品」を開発しています。

また、今日は詳しく紹介できませんでしたが、髪の毛への効果や血糖値、血圧に対する効果などの研究もしています。このようにコラーゲンペプチドは体の様々な所を改善してくれますが、それは、コラーゲンペプチドが体のあちこちで代謝を整え、衰えた細胞を活性化して、細胞の本来の働きを取り戻すからです。

2 コラーゲンへのよくある質問

(1)食べても太らないの?

太りません。コラーゲン豊富な食材(手羽先や豚足など)のイメージから、よく誤解されますが、コラーゲンは純粋な“たんぱく質”ですので、糖分・脂肪分ゼロ、カロリーも控えめです。講演スライドD

(2)魚由来と豚由来どちらがいいの?

最も効果に差が出るのは、ゼラチンからコラーゲンペプチドにする際の“酵素分解の仕方”(切り方)です。

講演スライドE

(3)粉末・ドリンク・ゼリー、どれで摂るのがいいの?

どれも同じ効果が期待できます。
毎日摂る事が大事ですので、ご自身の続けやすい方法が一番です。今日は粉末、明日はゼリーという摂り方でもOKです。

講演スライドF

(4)朝と夜、いつ摂るのがいいの?

特に決まりはありません。また、食前、食後、どちらでも吸収されます。
毎日続けやすいタイミング、スタイルで摂ってください。

講演スライドG

(5)何と一緒に摂るのがいいの?

コラーゲンペプチドだけで機能を発揮します。
骨が気になる方であれば、骨に良いと言われているカルシウムを一緒に摂る。肌が気になる方であれば、肌に良いと言われているビタミンCを一緒に摂る。というようにしていただくと相乗効果が期待できますので、そのように食生活の中で工夫していただければ、より良いと思います。

講演スライドH

(6)子どもやペットに与えるときはどうしたらいい?

成長期のお子様の1日の摂取目安量は、体重10kgに対して約1g程度です。
動物の場合は“たんぱく質”の必要量から換算して、犬の場合は4g、猫は5~6g程度です。ただし、高齢の猫は腎臓に疾患がある場合がありますので注意してください。

講演スライドI
会場の様子
文責:食卓にコラーゲンを♪推進委員会 事務局 小田義高
このページを共有する
ページの先頭へ
size-l
size-m
size-s