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コラーゲン基礎知識

そうだったんだ!コラーゲン

コラーゲン講座
コラーゲンペプチドの関節軟骨への機能メカニズム

順天堂大学との共同研究における変形性関節症のラットを用いた試験で、作用メカニズムの一部が解明できました。
試験結果では、腸管から吸収された活性化型ペプチドPO(プロリルヒドロキシプロリン)は、まず関節を構成するプロテオグリカンの合成とヒアルロン酸の合成を促進します。
そして、合成されたヒアルロン酸が抗炎症作用を発揮してコラーゲン分解酵素であるMMP-13の発現を抑制させ、関節のⅡ型コラーゲンの分解を抑制することで、Ⅱ型コラーゲンを増やし、関節軟骨を保護することがわかりました。

● メカニズム

関節の軟骨が変性することで痛みや拘縮(可動域制限)が起きます。(軟骨の変性が進み、すり減って、支える骨が変形すると変形性関節症になります)
軟骨の変性は、軟骨に多く含まれるⅡ型コラーゲンが分解され、軟骨組織が損傷することで進んでいきます。

2016年8月発行Functional Food Research
「ラット変形性膝関節症モデルに対するコラーゲンペプチド摂取の効果」掲載内容より、改変して転載。

(※1)プロコラーゲンとは、軟骨芽細胞等から分泌された直後の状態のことで、三重らせんのコラーゲン分子の両端(N末端とC末端)に三重らせんを巻いていないものがついています。
通常は細胞外の酵素により、両端が切り取られ、三重らせんのコラーゲン分子だけになって、それが集まり、コラーゲン繊維を形成していきます。

(※2)CTX-Ⅱ(C-テロペプチド)とは、プロコラーゲンにおけるC末端側の三重らせんを巻いていない部分のことで、変形性関節症になるとC末端を余分に切り取り(CTX-Ⅱ)、それが血中や尿中に大量に出てくることから、Ⅱ型コラーゲンが分解(破壊)されていることを測るマーカー(指標)になっています。

文責:「食卓にコラーゲンを♪」推進委員会 運営事務局:小田義高
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