忙しい毎日で、知らないうちに心と体に「力み」が入っていませんか? 力を抜くコツを身につけて、リラックスできるコツをご紹介します。
心と体の「力み」がとれる リラックスのコツ
忙しい毎日で、知らないうちに心と体に「力み」が入っていませんか? 力を抜くコツを身につけて、リラックスできるコツをご紹介します。
「力み」が入るとさまざまな不調が
仕事以外にも育児や家事、介護などが重なると、ストレスはどんどん蓄積されていきます。朝から晩まで神経の興奮状態が続くと、不安が強くなる、眠れないなど、心と体にさまざまな不調が表れます。
好きなことに集中できない、家族と一緒にいると落ち着かない、親しい人と会話をしても楽しくない、 肩や首、背中、腰などのコリや痛みがある、目の疲れを感じる、手足が冷えるなどの自覚があれば、力んでいる証拠。
家の中ではなるべく活動スイッチをオフに切り替えて、自分だけの時間を過ごすことが大切です。そして何よりも自分らしくいることで心身をゆるめ、リラックスしていくことが、不調を改善するコツ。手軽な心身のゆるめ方をご紹介します。
手軽にできる「心身のゆるめ方」3つ
“10秒吐く” 呼吸でリラックス
体の力を抜いて、10秒かけてゆっくり息を吐き出す。朝・昼・晩5回ずつ行って。息を吐き切ることを意識すれば自然に呼吸が深くなり、リラクゼーション効果を得られます。
誰も気にせず1人で気ままにウォーキング
1人で歩くと、距離もスピードも自分のペースで決められます。誰の目も気にすることなく景色を楽しみながら、気楽な時間を過ごしましょう。好きな音楽を聴きながら歩くのも◎。
体をゆるめる「ハンドバス」
洗面器に40度くらいのお湯を張り、両手を手首まで入れます。みかんの皮などを入れて、香りを楽しむのも気分転換には◎。
監修 信田広晶先生(精神科医 しのだの森ホスピタル理事長・院長)