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〇〇痛の人に朗報!今大ブームの高吸収型コラーゲン

〇〇痛の人に朗報!今大ブームの高吸収型コラーゲン

暑さによる栄養不足で夏の疲労が悪化

気候変動による地球温暖化や、ヒートアイランド現象などの影響で、日本の夏は年々暑くなっています。気温が上昇すると多量の汗をかくなどして、体力は消耗していきます。疲労感やだるさも起こり、夏バテや夏疲れを招きかねません。その結果、食欲不振に陥って食事量が減少。十分な栄養を摂取できないために体力の回復が遅れ、疲労感やだるさが悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

暑さによる食事量の減少は、多くの弊害をもたらします。栄養不足から全身の筋肉量や筋力、肌の弾力が低下。髪の老化も進み、抜け毛や白髪が急に増える人も少なくありません。私の専門である「血管」も老化が進みやすくなることが、これまでの研究でわかっています。

夏バテや夏疲れを防ぐために、真っ先にやるべきことは、暑さを防ぐ工夫を行うこと。エアコンを上手に使うのが第一の対策です。過度に節電することなく、エアコンで室温を適度に下げて快適な温度を保つことが、暑さから身を守ることにつながります。

食事量の減少による栄養不足にも注意が必要です。特にシニア世代は体を作る「たんぱく質」が不足しているといわれています。

たんぱく質は、体の約20%を占める、まさに「体の土台」ともいうべき栄養素です。筋肉や骨、内臓など、体の貴重な構成成分なのです。シニア世代がたんぱく質不足になると、老化を進める重大原因となります。食事量が低下しやすい夏こそ、夏バテや夏疲れ、老化を防ぐためにも、たんぱく質を積極的に摂取するよう心がけてください。

とはいえ、暑さで食欲がないときに、十分なたんぱく質をとるのが難しいという人もいるでしょう。そこで私がおすすめしたいのが、暑い夏こそ「コラーゲン」を摂取することです。

コラーゲンといえば、肌に潤いを与えるなど、美容のための栄養素というイメージが強いのではないでしょうか。実は、コラーゲンはたんぱく質の一種なのです。

たんぱく質のうち、コラーゲンが占める割合は約30%にも上ります。肌や骨、軟骨、血管など、全身に分布し、前述した美容以外にも、次のような多岐にわたる働きがあります。

  1. 全身の細胞を活性化させて若さを保つ
  2. 骨の新陳代謝を促進して丈夫な骨作りをサポートする
  3. 血管年齢が若返る
  4. 高血圧や脂質異常症(高脂血症)を正常化へ導く
  5. 軟骨成分の産生をサポートして、関節痛を軽減

さらに、コラーゲンは寝苦しい夏の睡眠の質を高める働きが期待できます。コラーゲンを構成するアミノ酸(たんぱく質の構成成分)の約3分の1が「グリシン」です。グリシンをとると、速やかに深い睡眠をもたらし、翌朝の目覚めがスッキリして、日中の眠けも改善することが報告されています。

シニア世代の中には、たんぱく質でも「プロテイン食品をとっているから大丈夫」という人もいます。しかし、さまざまな働きが確認され、プレミアム(上質)なたんぱく質であるコラーゲンが断然おすすめです。

体内への吸収が早いコラーゲンペプチド

コラーゲンは豚足や鶏皮などに含まれますが、毎日とるのは現実的ではなく、消化吸収もよくありません。私がおすすめしたいのは「コラーゲンペプチド」で補給することです。

一般的なコラーゲンは細長い棒状になっています。そのコラーゲンを小さく短くしたものが、コラーゲンペプチドです。

コラーゲンと比較し、コラーゲンペプチドは体内への吸収が早くなります。体内に入ると全身の細胞に指令を出し、筋肉や骨、血管、内臓、肌の若返りが促されます。

私は、愛媛大学の抗加齢予防医療センターに来院される患者さんに、暑い夏こそコラーゲンペプチドをとることをすすめています。コラーゲンペプチドは粉末などで市販されているし、暑さで食欲がないときでも、無理なくとることができるからです。

暑さ対策に加え、コラーゲンペプチドを毎日摂取すれば、夏の酷暑による夏バテや夏疲れを予防できます。すでに暑さは厳しくなっていますが、これから始めても遅すぎることはありません。全身の細胞を活性化し、血管年齢も若返らせることで、早すぎる老化を防ぐこともできます。その結果、健康寿命の延伸も十分期待できるはずです。


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