太らないためには糖質の量や摂り方を意識しましょう。極端な食事制限で我慢ばかりしていても長続きしません。太らない適量を知り「長い目で見て安全なダイエット」をご紹介します。
太らない糖質の食べ方
ダイエットと言えば「ご飯を減らす」と考えますよね。
たしかにガッツリ食べてたら痩せません。でも、糖質を極端に減らして体重が落ちる人がいる一方で、体重は落ちたけれど、体調も悪化したという人もいます。個人差はとても大きいので、自分のペースを見つけるのが一番です。
成功するダイエットは「長い目で見て、安全なダイエット」ですよ。
1日の糖質量を知ろう
ご飯やパンはどれくらい食べていいの?
個人差があるのであくまでも目安ですが、一般的にはダイエット中の1日の糖質量は150gです。もっと多く食べても大丈夫なんですが、運動量や代謝が人によって違うので、まずはここから始めましょう。
食事に振り分けると、朝・昼・晩の食事で45gずつ、おやつで15g摂るとちょうど150gです。
「ご飯は食べないけど、アイスはOKにしてるの」なーんて人、いませんか?笑
おやつは生活の喜びなので食べていいのですが、糖質は摂って糖類を減らすことを覚えておいてくださいね。
糖質量を見直そう
糖質量は栄養のハンドブックなどを買えばわかりますが、いちいち計算するのは面倒ですよね。
まずは「主な食品別!糖質&タンパク質の量(目安)がわかる」を見ながら、1日に糖質量の〇が4つ以下になるようにチャレンジしましょう。
体重が増える理由と対策
まず、体重が増える理由を考えましょう。
シンプルに言うと、1)糖質の摂りすぎ、2)日常のカラダの動きが少ない、この2点です。やっぱりって感じですか?
そして、すぐにダイエット効果が現れるのは食事からのアプローチ、リバウンド防止に効果があるのはカラダの動きのアプローチです。
当然、どちらも大切です。
糖質を食べても食後にエネルギーとして使いきれれば問題はないのですが、糖質を食べた後に動かないと脂肪細胞という貯蔵庫に脂肪としてため込んでしまう、これを繰り返すと体重が増えて「太る」と言う事になります。
女性は皮下脂肪にため込みやすく、男性は内臓脂肪につきやすいので、糖質の量の調整だけでなく、エネルギーの消費もダイエットには重要です。お昼ご飯を食べた後に、掃除、買い物、ウォーキングなどを組み込むのもいいです。
お勤めの方は、ランチの帰りに遠回りして歩くとか、駐車場で遠い所に車を停めてみてはいかがでしょうか?
実施ポイント
ここで重要なことは、意外にも「糖質をゼロにしない」ということ。
体重を減らしたいのはわかります。しかし、糖質制限が合わない体質の方が意外と多いように感じます。
人生はダイエット後にも続くので、体調不良やリバウンドにつながるリスクは出来るだけ避けたいのです。1-2週間で一気に痩せたいという思いを、一旦横に置いてみましょう。
お腹がすいたら、ちいさなおにぎりを食べたり、食事のご飯やパンはゼロにしないなど、頭に入れておいてくださいね。
成功するダイエットは「長い目で見て安全なダイエット」であることを忘れないでくださいね。