髪、爪ともに詳しいメカニズムは明らかになっていませんが、コラーゲンペプチド摂取と爪・髪の毛の太さについての研究事例をご紹介します。
コラーゲンが「髪・爪」に効くしくみ
髪への効果
最近の研究で、コラーゲンペプチドを1日5g、8週間続けることで、髪の毛の太さが増すことがわかりました。「髪にコシが出る」と実感の声をよく聞きますが、それは毛髪の太さが増すことによるものと考えられます。
また、この研究に参加した人に髪の状態についてアンケートを行ったところ、「まとまり」「ツヤ」「なめらかさ」「しっとり感」「指どおり」すべての項目で改善実感が得られたという結果が出ました。
爪への効果
こちらは1950年代に、コラーゲンペプチドの源であるゼラチンを摂取することにより、もろい爪が改善したという報告があるほか、国内でもコラーゲンペプチドの摂取により爪の状態が良くなったという研究報告があります。
メカニズム
髪、爪ともに詳しいメカニズムは明らかになっていませんが、毛髪をつくるもとになる毛母細胞や髪を成長させる毛乳頭細胞、爪をつくるもとになる爪母細胞にコラーゲンペプチドが働きかけ、代謝を促進しているのではないかと考えられています。
※『コラーゲン完全バイブル』(真野博著、幻冬舎メディアコンサルティング)より