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リバウンドしないダイエットの鍵は、太りにくい体づくりにあります。そのためには、糖質の食べ方やタンパク質の量と質、油の重要性などの理解が大切です。現状を把握して目標設定し、痩せ体質への習慣づけをしていきましょう。

ダイエットレッスンで身についた新しい習慣

新しい習慣

体重を落とすより、やせ方を学ぶ方が勝ち

ダイエットしたい!と思っている人に、最初にこれを伝えても、なかなか受け入れてもらえません。一通りやった後のあなたなら、なるほどと腹落ちすることを願っています。

体重を落とすことは意外と簡単です。食べなければ、誰でも痩せますから。
しかし、瞬間的にやせるのではなく、継続してやせないと、何の意味もありません。

それは、一生ダイエットとリバウンドを繰り返し、「ダイエットが趣味」の人になってしまうからです。そうなると、体脂肪率が驚くほど上がってしまい、最終的に、不健康な体ができあがります。

やせ方を学ぶ、とは、痩せ体質になることです。

ご飯の食べ方、タンパク質の量と質、油の重要性、野菜や噛む効果など。一つ一つはどこかで聞いたことがある内容でも、これを身につけることで、太りにくい体になります。
なにより、一つ一つに科学的な裏付けがあり、安心安全です。

やせるために運動をしても、週に1時間しかしなかったら、1週間は168時間だから、168分の1の効果にしかなりません。しかし、食事は1日3回食べるし、人は起きている間中何かしら行動しています。食事の工夫や日常の過ごし方を変える事は、地味だけれど、積み重ねると、運動よりはるかに大きい効果があります。

今後も、コツコツと、痩せ体質を身につけていきましょう。

まず現状を知る

最初に自分が食べている糖質、タンパク質の量をざっくりと把握してもらいました。
これが実に大切なんです。

食習慣は親から受け継いだり、テレビや友人の影響をうけやすいものです。また、人の食事と比較しにくいので、これが当たり前、と誰しも思い込んでいます。だから、自分の食事の糖質やタンパク質が足りているのか、多過ぎるのかは、ほとんどの人が把握していません。

気になる人は、もう一度食べたものを書きだして、チェックしてみるのもいいと思います。ダイエットを始める前と、随分変わってきているかもしれませんよ。

ダイエットを妨げている敵を見つける

このダイエットをやって、気が付いたこと、ありませんか?

油は太ると思って極力とらなかった!
そんなにタンパク質が大事だと知らなかった!
野菜ばかり食べていた!

この気づきが、あたなの宝になります。気づけたことに拍手喝采です。

どんな気づきがありましたか?
ダイエットの各項目を見返して、思いつくことを書いてください。

(例:油は摂ってはいけないと思っていた。)
(例:自分の料理はバランスは良いけど、量が多かった)

ダイエットが終わり、ダイエット開始前と比べて、体調の変化はありましたか?
どんなことでも書き出してみましょう。

(目覚めの気分、寝つき、日中のねむさ、気分、胃腸の調子、目の疲れ、肌、便通、カラダの軽さ、運動習慣、生活など思い返してみましょう)

どんなささやかな事でも、ここに書いたことはダイエットで得られた宝です。
今後もこのような考え方をしていくと、自分が体調を整えるためには何を食べればいいか、食べてはいけないか、が見えてきます。

痩せ体質をコツコツ作っていく

痩せ体質

同じように、ダイエットを始めて、新しい習慣はみつかりましたか?

流行りのダイエットや食材には面白いものが沢山あります。しかし、健康になりながら痩せる、これが最も重要。
「あれもやってない、これも食べてない、なのに、なぜそれやってるの?」
こうならないように、しっかり土台を作るダイエットをご紹介しています。

みなさんが得た「新しい習慣」を下に書いてみてください。

どんな小さなことでも構いません。
頭の中のものを、文章で書き出すことで、認識が深まります。一つでも書けたら、素晴らしいと思います。

(例:1日3000歩は歩くことにした。)
(例:週に3日はお弁当を作る。)

今まで食べたこともないような調味料や野菜で、食卓がおしゃれになったかもしれません。または、キッチンがシンプルになってモノが減った、という人もいらっしゃるでしょう。

この、痩せ体質になる新しい習慣を少しづつ増やしていく、そして、ダイエットの妨げとなる敵に気付いて、その習慣を減らしていく。
いつまでも、スリムで健康な美しさを追求していきましょう。

あきらめなければ、何歳からでも必ず理想のカラダは手に入ります。

監修

武藤順子先生プロフィール

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