コラーゲンのピークは20歳ころ。加齢とともに「カラダを内側から支えるチカラ」も衰えてしまいます。また「糖化」したコラーゲンは古びて固くなり、全身の老化につながります。
コラーゲンペプチドで若さをキープ
コラーゲンの曲がり角は20歳
コラーゲンは、カラダの骨格や筋肉がつくられていく成長期にあわせ、どんどん増えていき、「ピークは20歳」ごろ。
コラーゲンの代謝のサイクルが加齢とともに遅くなってしまうと、「カラダを内側から支えるチカラ」も衰えてしまいます。トラブルが痛みなどで表に出てしまうころには、コラーゲンの衰えはかなり深刻なレベルなのです。
コラーゲンの糖化
老化に関係するものとしてよく知られているものに、「酸化」と最近注目されている「糖化」があります。
「酸化とは」、呼吸で取り入れた酸素のうち使われなかった分が活性酸素、いわゆる「さび」のもとで、脂質やタンパク質、酵素、細胞のDNAにダメージを及ぼします。
「糖化とは」、糖尿病の研究を通じて明らかになったものですが、毎日の食事で取り入れる糖の一部が、カラダのタンパク質中のアミノ酸と反応して、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる老化物質が増えること。AGEsがついてしまったタンパク質は本来の機能を奪われ、代謝もされにくくなるのです。コラーゲンもタンパク質の一種ですので、糖化することで古びて硬くなってしまい、機能が低下してしまうのです。
コラーゲンペプチドで老化対策
酸化と糖化は全身の老化に関係します。
外見なら肌や髪の毛トラブル、内臓なら高血糖や脂質異常症(高脂血症)といったいわゆるメタボに関連する症状、そして運動器なら、骨、関節のトラブルなどです。
運動器の機能低下は近年、「ロコモ(ロコモティブ・シンドローム/運動器症候群)」と呼ばれるようになり、問題になっています。
こうした老化にストップをかけるには、一つには、生活習慣を見直すことが大切です。
酸化には、ストレスや喫煙、栄養の偏りも影響しますし、糖化にはそのもととなる糖分の摂り過ぎも関係するとされていますが、健康食品などの形で、「コラーゲンペプチドを外から摂ること」も必要です。
コラーゲンペプチドには、骨、関節や皮膚の細胞にシグナルを出して、それぞれの細胞を活性化し、代謝を促進する働きがあると考えられるからです。
コラーゲンペプチドは、糖分・脂肪分ゼロの純粋なタンパク質です。コレステロールやプリン体もほとんど含んでいませんので、日々のお食事にプラスしやすいことが利点です。
※『コラーゲン完全バイブル』(真野博著、幻冬舎メディアコンサルティング)より