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コラーゲン研究室

新田ゼラチンのペプチド機能性研究

evidence.5 歯

歯の土台となる歯槽骨を含む、顎の骨を保護します。

超高齢化社会を背景に歯の健康問題も見逃せなくなっています。

「機能性ペプチド」を摂取することで、歯の土台となる歯槽骨を含む顎の骨を保護する作用が認められました。これにより、歯ぐきが強くなるだけでなく、歯の土台を整えることでインプラントなどの処置ができるようになる可能性も考えられています。

実験1

マウス骨粗しょう症モデルによる歯の土台の骨への効果

軟X線写真

実験結果

マウスの実験により、3週間にわたって、通常の餌を与えた群(Normal)と高リン剤(骨密度を低下させる餌)を与えた群(Control)、および、高リン剤+コラーゲンペプチド(以下、CPT)を与えた群で、顎の骨の軟X線写真を比較した結果、歯槽骨を含む顎の骨を保護することが確認できました。

これにより、CPTが長管骨(骨・軟骨)、顎骨を保護する機能性食品成分であることがわかりました。

実験2

マウス骨粗しょう症モデルによる歯の土台の骨への機能性ペプチドの影響

下顎骨軟X線

実験結果

マウスの実験により、3週間にわたって、通常の餌を与えた群(Normal)と高リン剤(骨密度を低下させる餌)を与えた群(Control)、および、高リン剤+コラーゲンペプチドから取り出した機能性ペプチド(P-O、O-G)を与えた群で、顎の骨の軟X線写真を比較した結果、P-O、O-Gが直接、骨の細胞の機能を調整するシグナル因子であることがわかりました。

まとめ

体内に吸収された機能性ペプチドPro-Hyp(P-O)とHyp-Gly(O-G)は、骨や軟骨の代謝のメカニズムと同様に歯槽骨を含む顎の細胞に作用し、リモデリングを亢進することがわかりました。

なお、最近の研究では、歯周靱帯(歯根膜)を保護することも確認できています。

写真

城西大学薬学部 医療栄養学科 真野 博 教授

食べたコラーゲンペプチドは歯自体に作用するのではなく、歯を支えているあごの骨(顎骨)に作用します。歯周病は歯を支えている骨が弱って歯がグラグラしますが、骨を強くすることで歯周病の予防、改善につながります。

また、骨粗しょう症の薬(ビスフォスフォネート製剤)の副作用であるあごの骨の強い炎症や壊死の対策にも有用ではないかと考え、今後研究を進めたいと思っています。
あごの骨以外に、歯周靭帯の細胞を活性化することも分かってきており、歯周病などへの予防効果への期待が高まっています。

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