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健康のために

渡邉真由美のヘルスケアレポート

2012年 4月 更新あなどれない春の紫外線今からしっかりガードして、健やかな美肌をキープ!

明るい陽射しに誘われて、外出が楽しい季節になりました。ところがこの時期から、美容の大敵であるシミやシワのもとになる紫外線がぐんと強くなります。毎日のケアで、健やか&美しい肌をキープしましょう。

シミだけじゃない!シワ、たるみも増やす紫外線

美容の大敵、紫外線。シミ、シワ、たるみの原因になるってホント?

紫外線が肌に悪いということは今や広く知られていますが、どのように悪影響を及ぼすかは、あいまいな人もいるかも知れません。
ここで簡単にご説明しましょう。

紫外線とは、太陽から地上に届く光のうち、人間の目には見えない波長の短い光。波長の長さによってさらにA波、B波、C波に分けられます。

このうち地表まで届くのはA波とB波。波長の長いA波は、皮膚の奥にある真皮層まで達します。真皮層にはおもにコラーゲンやエラスチンといった繊維組織が網状の構造をつくり、表皮を支えて弾力性を保っています。しかしA波を浴びるとこれらの組織がダメージを受け、表皮を支えきれなくなってしまいます。その結果、表皮にハリがなくなり、シワやたるみとなってあらわれるのです。これを「光老化」といいます。

一方、B波はA波より波長が短く、真皮層までは届かないのですが、皮膚の奥にあるメラノサイト(色素細胞)を刺激し、シミのもとをつくってしまいます。また、皮膚がんの誘発にも関係します。

このように、紫外線は日焼けによるシミだけでなく、シワやたるみといった肌の老化全般に関わってくるので、しっかり防御することが大切なのです。

4月の紫外線の強さは、9月とほぼ同じ!?

紫外線は太陽がかっと照りつける夏に強くなるイメージを持っている人も多いと思います。ところが年間の紫外線の影響度(人体に及ぼす影響の度合いを指標化したもので、UVインデックスとも呼ばれる)を見ると、紫外線は春先からどんどん強くなり、4月には9月とほぼ同じになることがわかります(グラフ参照)。

9月といえば、まだまだ残暑が厳しくて陽射しがふりそそぐ時期。その時期と及ぼす影響がほぼ同じとなると、油断はできません。

4月〜5月はレジャーシーズンで、外に出かけることも多くなります。それほど陽射しが強くないからとガードが甘くなると、後になって「しまった!」ということになりかねないのです。

つくば市(高層気象台)の全天日射量及び日最大UVインデックスの1990〜2009年の月平均値の季節変化。
オゾン全量の季節変化も併記(出典:気象庁ホームページ「紫外線に関する基礎知識」)

朝・昼・晩それぞれの紫外線対策のポイント

ちょっとだけ…、が命取り。今日から紫外線対策を始めましょう!

紫外線の強さは陽射しの強くなるお昼前後がピーク。でも「昼だけ」「外出時だけ」の対策では肌を守れません。朝・昼・晩それぞれに心がけたいポイントは次の通りです。

  1. 朝はスキンケアの最後に日焼け止めを
  2. 昼は帽子や日傘も使って
  3. こすらず洗顔、しっかり保湿。夜は十分な睡眠を

紫外線から肌を守る、毎日の3ステップ

1.朝はスキンケアの最後に日焼け止めを

紫外線対策は、朝起きたときからスタート。洗顔、保湿後に日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。日焼け止め効果のある下地や、ファンデーションでもOKです。日焼け止め製品に記載されている「SPF」や「PA」の目安は、日中家にいることが多ければ「SPF20、PA+」程度でも大丈夫ですが、外出の多い人や日焼けしやすい人は「SPF40〜50、PA++」程度の、値の高いものを選ぶと安心です。

なお、玄関の掃除や犬の散歩、ゴミ出しなど「ちょっとだけ」外に出るときにもノーガードでは危険。ほんの少しの時間でも、紫外線は確実に肌へ届いてしまうのです。短時間でもほぼ毎日のことになれば、積り積もってある日突然シミが…ということになりかねません。日焼け止めや帽子でガードしましょう。

2.昼は帽子や日傘も使って

紫外線の強さがピークになるのは正午前から午後2時ごろにかけて。この時間帯に外出するときには、帽子や日傘の活用も有効です。色は黒っぽいものの方が紫外線を遮る効果が高いといえますが、UVカット加工を施したグッズならさらに効果的。

ただし、帽子や日傘があるから大丈夫、と日焼け止めを塗らないのはNG。紫外線は地表ではねかえり、下から肌へ届くこともあるからです。特にアスファルトや、海岸の砂浜、雪は要注意。日焼け止めやファンデーションでしっかりガードしましょう。

3.こすらず洗顔、しっかり保湿。夜は十分な睡眠を

昼間どんなに気をつけていても、紫外線の影響をまったく受けないとはいえません。時間とともに日焼け止めの効果は薄れますし、汗をかいて落ちてしまう、ということも。

少しでも日焼けした肌は、乾燥しやすくなっており、外部の刺激から肌を守るバリア機能が弱くなっています。そのため、洗顔は「こすらないこと」が大切。洗顔料をよく泡立て、泡で包み込むようにして汚れを落としましょう。その後、化粧水をたっぷりつけて保湿し、乾燥を防ぎましょう。
また、休息をたっぷりとって、ストレスをためないことも、肌の新陳代謝をスムーズにしてダメージを早く排出するためには大切です。夜は十分な睡眠をとりましょう。

なお、健やかな肌を保つには、体の内側からのケアにも気を配りたいもの。バランスのとれた食生活が大切なのは言うまでもありませんが、特に皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB2、B6、抗酸化作用を持つビタミンCを積極的に摂ると良いでしょう。ビタミンB2はレバーや納豆など、B6はカツオやマグロなど、Cは果実や野菜に多く含まれています。
また、コラーゲンには真皮層の弾力組織を維持・強化する作用が期待されているほか、隠れシミの改善も確認されています。毎日コンスタントに摂りたいですね。

渡邉真由美 わたなべ まゆみ

プロフィール

健康予防管理専門士。
健康・美容・医学ライター、日本メディカルライター協会会員。

「ミドル~シニア世代のQOL向上」をメインテーマに、書籍、雑誌、WEB等の企画構成、取材、執筆を数多く行っている。

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