日本で一番コラーゲンのことがわかるサイトを目指します。
健康のために

渡邉真由美のヘルスケアレポート

2011年 10月 更新深まる秋、気になる乾燥。お手軽スキンケアで、手&爪にもうるおいを!

顔は朝晩しっかりスキンケアしているけれど、手はついおろそかに…という人はいませんか?
秋から冬にかけての乾燥は、常に外気に触れている手や爪にとって顔以上に大敵です。ベーシックなケアにプラスαで、しっとり&健やか、若々しい手元を!

無防備になりやすい手と爪に乾燥ダメージが直撃!

秋もだんだん深まってくると、顔以上に手がかさついて…という声がよく聞かれます。
手は顔のようにメイクでおおわれることがないので外気にさらされやすいうえ、家事などのさまざまな作業で常に何かに触れているため思っている以上に刺激を受けているのです。

手の平の皮膚には、顔の皮膚と違い皮脂腺がないため、天然のクリームともいえる皮脂を分泌することができません。手の甲側から出る皮脂で補っているのと、表面の角質層を厚くして内部のうるおいを逃さないようにしています。

しかし、そうした"自前の"うるおいだけでは、秋冬は不足しがち。長時間、乾燥した空気や水、洗剤などにさらされると、かさかさしたり、皮がむけたり、ひびわれて痛んだりと、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。

爪も同じように、乾燥しやすい部位。そもそも爪は皮膚の表面の角質が変化し、硬くなったもので、厚みは0.3〜0.6mmほど。そのおもな成分は、ケラチンというタンパク質の一種です。

爪は指と接している面(爪床)から水分を受けていますが、手が乾燥していればその水分も不足しがちに。また、爪は爪床と密着している部分は丈夫ですが、伸びて爪床から離れて白く見える部分は爪床の支えがない上、水分が十分行き渡りにくいため、割れやすくなってしまいます。

爪の硬さには個人差があり、体質的にもろい人もいます。秋冬の乾燥のもとでは、もろくない人よりも割れやすいので注意が必要です。

働き物の手と爪に、簡単ケアでうるおいのごほうびを!

以外と見られている手や爪。ほんのひと手間でうるおいアップ!

乾燥しやすい手や爪に、効率よくうるおいを届けるには…?
皮膚科医の取材をもとに、ほんの一手間でしっとり感倍増のケアをご紹介します。

ハンドクリーム+オイルで強力保湿

ケアの基本はハンドクリームなどの保湿剤をこまめに塗ることですが、すでにかさつきが進み、それだけでは物足らない人は、クリームにオイルを適量混ぜてみましょう。

オイルはドラッグストアなどで手に入るスクワランや椿油、オリーブオイルなど好みで選んでOKです。まぜる分量にも決まりはありませんが、最初は1回分のクリームに少量(2、3滴)たらして様子を見てみましょう。
乾燥が慢性的になってしまっている人は、クリーム+ワセリンも試す価値ありです。ワセリンは肌に浸透せず、表面を覆ってくれるので、より保湿効果が高くなるのです。

ハンドクリーム選びにもポイントが。荒れ気味の肌には、ハーブやメントールの入っていないものを選ぶ方が安心です。全部ではありませんが、これらの成分の中にはせっかく与えたうるおいを逃がしてしまうものもあるからです。また、手荒れに良いと言われる尿素入りのものも、人によっては角質層のバリア機能(外からの刺激を受けないよう皮膚を守る機能。皮脂膜などが担っている)を低下させてしまうこともあるので、使ってみてもしピリピリ感などの刺激を感じたら、配合されていないものに替えましょう。

手浴+5分間ラップでしっとり

適温(38℃程度)のお湯を洗面器にはり、そこにハンドクリームやローションを混ぜます。量は1回使用分を目安に。よく混ざったら数分間手をつけましょう。温浴効果で血行が良くなり、保湿成分が手になじんでしっとり。
その後、ラップを手に巻いて5分程度おくと、うるおいがより浸透してつるつるに。ラップのパックは、クリーム(+オイル、ワセリン)を塗った後にもおすすめです。

グーパーマッサージで血流促進&うるおいアップ!

マッサージは手の血流をよくし、うるおいや栄養をいきわたらせるのに有効です。保湿ケアや手浴の後に行うのがベターですが、時間がない人は、じゃんけんをするときのように「グー、パー」とゆっくり手を握ったり開いたりしてみましょう。これだけでも十分なマッサージ効果が得られます。

寝るときはクリーム+濡らした綿手袋を

かさつきや冷え対策に、冬場は手袋をしたまま寝るという人も多いのではないでしょうか。ただ、乾いた綿の手袋は、手の皮脂を吸収しやすいため、乾燥をすすめてしまうことも。
おすすめなのは、綿の手袋を濡らして硬く絞った状態で、クリームをたっぷり塗った手にはめること。綿は濡れていればそれ以上の水分や油分を吸わないためです。

ただ、冷え性の人は、湿った手袋をしているとさらに冷やされてしまうのであまりおすすめできません。ウールやカシミヤなどの、動物の毛は水分や油分をほとんど吸収しないので、ちくちくするといった刺激やかゆみがなければ、こちらを試してみるのも良いでしょう。

コラーゲンで「内側からうるおい」を

内側からうるおうために「コラーゲン」を活用しましょう!

肌のうるおいを保つために、スキンケアと同じくらい大切なのが日々の食事です。皮膚や粘膜の健やかさを保つ栄養素としてビタミンB2やビタミンAなどが知られていますが、特定の栄養素や食材だけを摂れば良いというものではなく、バランスのとれた食事が基本。「美肌に良い」と言われるものはそこにプラスするのが賢いやり方です。

その「プラス」候補の一つが「コラーゲン」。
爪に関しては、何と1950年代に、もろい爪を改善するという研究結果が発表されているほど、その作用は古くから知られています。また、肌の水分量やキメに関してもさまざまな研究がされており、うるおう肌づくりに期待されている成分です。

もちろん、顔だけでなく手の皮膚や爪のうるおいにも強い味方。日々の食事に上手に取り入れて、みずみずしく若々しい手元を目指しましょう。

今回ご紹介したホームケアは皮膚科医等への取材に基づいたものですが、効果実感には個人差があります。
肌に合わない場合は中止し、皮膚科医にご相談ください。

渡邉真由美 わたなべ まゆみ

プロフィール

健康予防管理専門士。
健康・美容・医学ライター、日本メディカルライター協会会員。

「ミドル~シニア世代のQOL向上」をメインテーマに、書籍、雑誌、WEB等の企画構成、取材、執筆を数多く行っている。

このページを共有する
ページの先頭へ
size-l
size-m
size-s