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健康のために

健康コラム

第14回

脳のアンチエイジング

年を取ると物忘れが多くなりますが、これは記憶力が低下しているのではありません。
年を重ねるほど脳の情報量が増え、必要な情報がすぐに見つけ出せなくなるだけなのです。加齢によって確かに脳細胞は死滅していきますが、働きが活発になれば脳の機能は高まります。
いかに脳を刺激し活性化させるかが脳の若返りのポイントです。

20歳を過ぎても、脳は成長する

脳

人間の脳は3歳までに8割が完成し、20歳を過ぎれば神経細胞が減り始め、脳の衰えがはじまるというのが定説です。

中高年になると感覚系や運動系の脳機能は低下するというのは事実ですが、思考系の分析力や理解力といった知性を司る前頭葉、側頭葉は40〜60歳後半にかけても成長し続けていることが神経科学者たちの研究からわかりました。

つまり、脳は年齢によってその中心となる機能を入れ替えながら、成長し続けていて、脳細胞もむしろ増えていることがわかってきているのです。

脳の老化とは思い出す力の低下

脳の中で記憶は、映像は映像だけ、音は音だけ、言葉は言葉だけを集めた場所に別々に保存されます。それらの情報を一つの記憶としてつないでいるのが神経細胞で、様々な場所に保管された情報をたぐりよせる「ヒモ」の働きをします。しかしそれは、筋肉と同じで使わないと細くなって機能が低下します。いわゆるボケるというのは、脳細胞のネットワークの機能が低下して、一部分が眠ったような状態をさします。若いときは知識や経験が少なく脳の情報量は多くないので、必要な情報を見つけやすい状態にありますが、年を重ねると知識・経験が豊かになり、脳の情報量が多くなります。そのため必要な情報が見つけにくい状態になるのです。

また、情報量が多くなると思い出すことをあきらめてしまいがち。それがもの忘れの原因ともなっていきます。記憶をつなぐヒモは筋肉と同じで鍛えるほど太くなり、使わなければ衰えます。脳機能を調べてみると、じっと考え事をしている時やテレビを見ている時も、意外に脳は働いていません。頭を使っているようでいても、いつも同じことの繰り返しであれば、脳機能は低下してきます。脳細胞が死ぬからボケるのではなく、刺激がないから、脳機能が低下してボケるのです。

脳を活性化させる食材

「まごわやさしい」と覚えてください。

脳に必要なのはエネルギー源の糖質、神経細胞をつくる蛋白質、活性酸素を解消する抗酸化物質、血液をサラサラにする脂肪酸などです。

豆・豆製品良質の蛋白質、マグネシウム、カリウムなど
胡麻・種実類老化の原因、活性酸素を防ぐ抗酸化栄養が豊富
わかめ(海藻類)水溶性の食物繊維、カリウム、カルシウムなど
野菜カリウム、ビタミン、鉄分、食物繊維など
血液の流れをよくするDHAやEPAが豊富
椎茸(きのこ類)低カロリーでビタミンD、食物繊維が豊富
腸内細菌を整える食物繊維、ビタミンなど

脳が活性化する3つの習慣

  • 1どんどんおしゃべりをする

    電話よりも顔を見ながら、また知らない人との会話よりも親しい人との会話のほうがより脳が活性化します。散歩をするなら、一人での散歩よりも家族や友人とおしゃべりをしながらがオススメです。

  • 2日記や家計簿をつける

    読み書きや計算も脳の活性化に効果大。今日あったことを思い出し、手書きで日記や手紙を書いたり、読書をする時は声をだして読む「音読」がオススメ。また、買い物に行ったときは暗算で買った物の合計をしたりしてみましょう。

  • 3指先を使う

    手先がうまく使えなくなるのは脳の機能低下のきざし。ウォーキングなどの軽い全身運動がおススメですが、運動が苦手という方は指先を使う趣味を持ちましょう。指先を使うことで神経細胞を増やすことができます。園芸、料理、手工芸、絵手紙などは指を繊細に使うだけではなく、アイデアを練り、手順や段取りを考えるなど、前頭葉をフルに活動させます。一石二鳥にも三鳥にもなるのです。

脳のアンチエイジングでもっとも大事なことは、脳に必要な栄養と、新しい刺激を与え、鍛えることです。しかし、辛くては意味がありません。自分にあった方法で楽しく続けましょう。

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