日本で一番コラーゲンのことがわかるサイトを目指します。
健康のために

健康コラム

第9回

高い?低い?血糖値の基礎知識

血糖値は、健康診断で行われる血液検査の項目で、特に糖尿病診断の決め手になる大切な数値です。健康な人でも1日の血糖値は変動しますし、加齢とともに高くなります。
ここでは知っておきたい血糖値の基本的な知識をご紹介しましょう。

『血糖』とは血液中に含まれるブドウ糖のことで、その量を表しているのが『血糖値』です。食事で摂取された炭水化物(糖質)は分解されてブドウ糖になり、血液によって全身に運搬されるので、血糖値は食事を摂るたびに上がります。ブドウ糖はエネルギーとして消費されますが、余分はグリコーゲンや中性脂肪となって体内に蓄えられます。
40代以降、消費エネルギーが減少しはじめると、摂取したエネルギーの方が上回りやすくなり、高血糖や肥満につながってしまうのです。

「適正な血糖値」の目安

血糖値は、正常な場合でも食事の前と後で大きな差があります。

<基準値>

  • 空腹時血糖…70〜109mg/dl
  • 食後2時間血糖…140mg/dl未満
※早朝空腹時血糖値が126mg/dl以上、または食後血糖値が200mg/dl以上であれば、糖尿病の疑いが濃厚です。

血糖値が高いとどうなるの?

食後は血糖値が上がるため、インスリンを分泌して血糖値を下げようと膵臓の活動量が急増。この状態が長期間続くと膵臓は疲れてしまい、やがて機能が低下、血糖値が下がりにくくなります。吸収されずに血液中に溜まった糖は尿へと排出され“尿糖”として検出されます。放置すると糖尿病や動脈硬化症、他の臓器に障害が起きるリスクが高くなります。

動脈硬化が起こった血管では、血管壁からエネルギーや酸素を取り込みにくくなり、さらに高血糖になりやすい悪循環になってしまいます。

血糖値が低いとどうなるの?

血糖値が60mg/dl以下の状態を低血糖と言います。食事の量が少ない、不規則な食事、空腹で激しい労働や運動を行なった時などに起こります。集中力の低下や無気力、イライラなどの症状が進行すると、頭痛・吐き気・めまい・冷や汗などの症状が現れ、さらに進むと昏睡状態に…と、危険な場合もあります。

原因のひとつに糖質や高カロリーの食べ物の摂り過ぎが上げられます。膵臓が疲れて、必要量以上のインスリンが分泌され、常に血糖値が下がり過ぎた低血糖の状態になってしまうのです。
現代の子どもがキレやすいのはお菓子やジュースを摂りすぎることによる低血糖症が原因であるという説もあります。

「適正な血糖値」を維持するには?

同じカロリーでも食品の種類や調理方法によって食後血糖値の上がり方に違いがありますので、むやみに炭水化物を減らさなくても血糖値を上げにくくすることができます。
血糖上昇のしやすさを表す、GI値(血糖上昇指数)の低い食品の活用や低くする工夫をとりいれるのも有効です。

炭水化物を多く含む代表的な高GI食品

(ブドウ糖を100とした場合の目安の数値)
低め中程度高めより高い
玄米
全粒粉パン
そば
レンコン
豆類
リンゴ
胚芽米
シリアル
パスタ
長芋
かぼちゃ
パイナップル
精白米
精白パン
うどん
じゃがいも
人参
はちみつ
グラニュー糖
三温糖
麦芽糖
氷砂糖
上白糖
GI値 60以下60以上80以上100以上

高GI食品のGIを低くするポイント

  • ●穀類は精製度の低いもの白米よりは雑穀入りや玄米を選ぶ
  • ●ご飯より先に野菜のおかずをゆっくり噛んで食べる
  • ●食物繊維の多い野菜、きのこ、海藻類を組み合わせる
  • ●調味に酢を積極的に使う

運動を続けることも効果的

ウォーキングやスイミング、軽いジョギングといった有酸素運動を毎日続けることで新陳代謝が高まり、血液循環がよくなります。食後は血糖値が上がりますから、食後30分から1時間ほど休んだ後に運動するとよいでしょう。

自分の身体をいたわる食生活と、適度な運動。これらを心がけて、適正な値の血糖値を維持できるように、しっかりとコントロールしていきましょう。

コラーゲンペプチドで糖尿病予防?

マウスでの実験で、コラーゲンペプチドを与えることで血糖値の上昇を抑える作用が確認されています。
そのほか、海外では臨床試験で、Ⅱ型糖尿病の患者さんがコラーゲンペプチドの摂取により、顕著に血糖値や拡張期血圧の低下がみられたという報告があります。
詳しいメカニズムはわかっていませんが、現在、国内外で研究がすすめられています。

このページを共有する
ページの先頭へ
size-l
size-m
size-s