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コラーゲン講座
コラーゲンペプチドの脳への効果

内閣府創設の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)内の研究テーマ「Brain Health careチャレンジ:2016年実施」の下、健常者を対象にコラーゲンペプチド(CP)の脳構造への有効性評価を目的としてオープン試験を実施しました。また、副次的評価項目として、認知機能への有効性評価を目的としてオープン試験を実施しました。
その結果、1日5gのCPを4週間摂取することによって、摂取前よりも脳の神経構造を示すFA-BHQ、および、言語認知機能を評価する単語リスト記憶(WLM)および標準言語ペア学習(S-PA)テストが有意に改善しました。
この研究により、CPの摂取が脳の構造を変化させ、認知機能の改善や予防につながる栄養補助食品として有効である可能性があることがわかりました。
S Koizumi*, Nutrients 12 (2020) *新田ゼラチン総合研究所研究部

脈波伝播速度の平均変化量(動脈硬化度を示す指標)

2型糖尿病(T2DM)は認知機能障害と認知症のリスク増加に関連しており、インスリン抵抗性の増加はニューロン内のアミロイドβタンパク質蓄積を増加させることが報告されています。
一方、私たちが行ったT2DM患者にCPを投与した臨床試験では、血清ヘモグロビンA1c(糖尿病の指標)、空腹時血糖、HOMA-IR(インスリン抵抗性指標)の低下を実証し、インスリン抵抗性の改善を示しました。
また、in vitro(細胞試験)で、CPによる海馬形成における脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現の増加、および受動的回避学習の有意な増加が報告されています。
そのほか、CPの摂取は、血管新生を促進することにより脳損傷からの回復に役立つ可能性があり、CPは炎症作用を抑制することにより神経保護作用を発揮することが報告されています。老齢マウスの研究では、CPが学習と記憶を促進したことが報告されています。
これらの研究から、CPの継続的な摂取が、脳構造の変化と言語認知機能の改善に寄与する可能性が考えられます。

引き続き研究を続けます。
・プラセボを用いた盲検試験の追試が必要
・メカニズムの解明が必要

文責:「食卓にコラーゲンを♪」推進委員会 運営事務局:小田義高
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