美容や健康のためにゼラチンを毎日摂取されて、その効果を実感されている方も多くおられます。最近ゼラチンを食べてもペプチドを吸収できて、生理活性作用があることがわかってきました。
それでは、コラーゲンペプチドとの吸収や効果の違いは、どのようなものなのでしょうか?
食べたゼラチンやコラーゲンペプチドがカラダに吸収されて、その中の有効成分PO、OGが細胞に命令を与え、各組織の代謝を整えます。
つまり、コラーゲンペプチドの健康食品を摂らなくても、ゼラチンでできたゼリーをたくさん食べたらいいの?
もちろんそれでもかまわんぞぉ。
しかし、吸収量が異なるため、機能性は変わってくるんじゃ。
ニッタバイオラボ調べ
ゼラチンとコラーゲンペプチドを食べて比較したヒトの吸収実験では、どちらも有効成分のペプチド(PO・OG)を吸収できますが、ゼラチンよりもコラーゲンペプチドの方が血中移行するPO・OGの濃度が2倍程度高いという結果でした(上表)。また、ゼラチンの方が吸収量のバラつきが大きい(個人差が大きい)ということがわかりました。
健康や美容のために積極的に利用する場合には、ゼラチンよりもコラーゲンペプチドの方が効率が良いということが言えます。
文責:「食卓にコラーゲンを♪」推進委員会 運営事務局:小田義高